大田区長への手紙


大田区長 西野 善雄 様

御 挨 拶

拝啓
常日頃より、大田区の発展と平和にご努力頂き、ありがとうございます。

御礼が遅くなりましたが、先達っての三月議会では、私ども「世界の平和と子どもの教育を考える大田実行委員会」提出の“大田区議会から日本政府へ「テロ根絶・アフガニスタンへの軍事行動及び、自衛隊の戦争加担」即時中止を求める意見書提出依頼に関する陳情”を、圧倒的多数で採択頂き、誠にありがとうございました。

大田区議会のこの大英断により、大田区は一躍全国的な評価を得るに至り、私ども関係者一同、これにまさる喜びはございません。これも一重に西野区長をはじめ、大田区議会議員諸氏の平和に関する見識の高さと、勇気ある決断に他ならないと認識しているところでございます。

さて今回は、ただいま国会で審議が重ねられています「有事法制」立法化につきまして、私たち区民の声に耳を傾けて頂きたく、別紙を添えて、お願いに参りました。どうぞ大田区の掲げる平和都市宣言の精神に則り、世界の平和はもちろん、私たち区民の暮しが平和憲法に支えられ、つつがなく営まれますよう、ご高配賜りたく、改めてお願い申し上げる次第でございます。

なお、添付資料は五月八日、京都府乙訓郡大山埼町議会で臨時議会が開催され、賛成多数で採択された内閣総理大臣宛ての「意見書」及び、三重県議会で五月十七日挙がった決議文二種、更に今回日本国内でも報道されているアメリカの報復戦争絡みの情報です。御参考までにどうぞご覧くださいませ。
                                  草々
二〇〇二年五月二十日

NO! 有事立法二十三区ネット
世界の平和と子どもの教育を考える大田実行委員会
        代表 伊藤 瀧子

添付資料 京都府乙訓郡大山埼町議会「意見書」
三重県議会決議書他

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